事件前夜

主に映画の感想を書いていきます。

何か面白そうな映画ある?(2019年8月前半)

あるよ。という訳で、お盆休みの間に観に行きたいと思っている映画をご紹介。

 

ロヘナ・ゲラ『あなたの名前を呼べたなら』

インドの階層社会を背景にしたラブストーリー。主人公がファッションデザイナー志望という事で衣装にも注目したい。それにしても、もうこの手の邦題は勘弁して欲しい。どこから始まったんだ?

 

イム・ジンスン『守護教師』『新感染 ファイナル・エクスプレス』でゾンビを素手でぶちのめす活躍を見せたマ・ドンソクが女子高の体育教師を演じるサスペンス。とりあえず、マ・ドンソクが誰かを素手でぶちのめしてくれたらそれだけで満足する自信がある。

 

デビッド・リーチ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ

ドウェイン・ジョンソンジェイソン・ステイサムのW主演、しかも監督が『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』のデビッド・リーチとくれば面白くない訳がない。心配なのは、スピンオフの本作が面白すぎてこれから予定されている本編が霞んでしまう事ぐらいか。

 

ヴィム・ヴェンダース『世界の果ての鼓動』

もう、ヴェンダースの映画に何かを期待する事自体がナンセンスなのかも知れないが…ま、一応。

 

フランソワ・シマール他『サマー・オブ・84』80年代オマージュ満載の青春ホラー。私はNetflix未加入なので『ストレンジャー・シングス』を観る事ができない。だから、これで我慢する。

ナディーン・ラバキー『存在のない子供たち』

 

存在のない子供たち [Blu-ray]

存在のない子供たち [Blu-ray]

  • 発売日: 2020/05/08
  • メディア: Blu-ray
 

『万引き家族』を観て反日映画だ何だと騒いでいた輩も、本作は素直に受け入れられるだろう。なぜなら、この映画の中で描かれているのは、彼らが実情を知る由もない(知ろうとしない)遠く離れたレバノンの貧困問題だからである。

しかし、強制帰国を恐れ、子供の存在を隠したまま不法就労を続けるエチオピア難民ラヒルの姿に、我が国の外国人技能実習生を重ねる事ができる。彼らは、家族の帯同を許されていないが故に子供が生まれた場合は帰国しなければならない。なかには勤め先から堕胎するか帰国するかの二者択一を迫られるケースもあるという。恋をし、子供を設ける。この人間にとって至極あたり前の行為すら許されていない人々は現実に存在する。貧困や宗教対立、国家間の紛争によって住む場所すら奪われた彼らは、新自由主義が席巻する資本主義の残酷なシステムに否応なく飲み込まれてしまう。これは、レバノンだけの問題ではないのである。

『存在のない子供たち』というタイトルが示す通り、主人公ゼインは親が出生届を申請しなかった為に、法的には生まれていない事になる。彼は教育すら受けさせてもらえず、幼少時より過酷な労働を強いられ、まさに労働機械=ものとして生きているのだ。その彼が、親を「自分を生んだ罪」によって両親を告発するショッキングな場面から映画は始まるが、しかし、本作はこの両親を人でなし(毒親)として糾弾するだけの映画ではない。

確かに、ゼインの両親は親としての務めを全うせず、生活の為に11歳の娘を嫁に出してしまう様な人間である。本来、親にとっての子供とは何物にも替え難い「交換不可能」な存在である筈だ。しかし、貧困に喘ぐ人々はそうした価値観すらすり減らし、やがて子供を「交換可能」な商品として消費せざるを得ない。その際、人間が本来有している筈の権利や身分など、「交換」という経済活動にとって邪魔なだけだろう。

本作に登場する人身売買のディーラーが、就労ビザなど身分証明書の偽造にも手を染めているのは当然である。「交換不可能」なものを「交換可能」な商品に変え、流通させる事が彼の仕事だからだ。しかし、それこそが資本主義が本質なのではないだろうか。私たちは、「交換不可能」な筈の自然から、数多の商品を作りだし流通させてきた。ゼインの母親は子供を「神からの授かりもの」と捉え、妊娠する度に神に感謝している。彼女が抱える矛盾を、私たちも共有しているのだ。

ナディーン・ラバキーは、レバノンのストリートで暮らす人々を俳優として採用し、フィクションとノンフィクションが混ざり合った様な不思議な映画空間を作り出している。色彩の変化に乏しいレバノンの街を衣服や食物の原色で彩りつつ、光り輝く遊園地の風景を対比的に登場させるなど、色彩設計の確かさが映画に救いを与えている。

 

あわせて観るならこの作品

 

誰も知らない [Blu-ray]

誰も知らない [Blu-ray]

  • 発売日: 2018/05/25
  • メディア: Blu-ray
 

是枝裕和作品なら『万引き家族』も良いが、こちらもお勧め。まさに「存在のない子供たち」をテーマとして扱っている。YOUのキャラクターを活かした配役がお見事。

 

これも「存在のない子供たち」テーマと言える。子供たちの困窮した生活と対比する形で遊園地が登場するのも共通している。以前に感想も書きました。

ユン・ジョンビン『工作 黒金星と呼ばれた男』

 

ネクタイピンの裏に刻まれた言葉、「浩然の気」。孟子によると、それは正しい行いをした際に身中から発する気であり、正しく育てればやがて天地に満ちるという。つまり、個人が正義を貫徹すれば、それは世界をも変革する大きな力となる。まさに、この映画に相応しい言葉だが、しかし、この場合の正義とはいったい何なのか。国家、個人によってその価値観は異なり、人はその立場や環境によって都合のいい正義を振りかざす。逆に「浩然の気」という、絶対的な正義が存在するという考えそのものがイデオロギーの対立を生んでしまう原因なのではないか。
本作の主人公パク・ソギョンもまさに、この正義をめぐる矛盾に巻き込まれ、やがて祖国から二重スパイの嫌疑を掛けられる。身分を偽る=「ふりをする」のがスパイの任務であるならば、二重スパイとは「ふりをするふりをする」存在と言える。その時、スパイは政治的イデオロギーだけではなく、個人のアイデンティティすら揺らぎ始める筈だ。彼は二国間の正義に挟まれ帰属するべき場所すら見失い、やがて破滅する。
しかし、パク・ソギョンは決して破滅する事なく、祖国に裏切られてからも広告会社の事業主として生き延びる事に成功する。スパイ活動の為に偽装した南北間の広告事業はやがて歴史的な実現を迎え、結果的に両国間の関係改善に資する役目を果たすだろう。つまり、本作で天地に満ちる「浩然の気」とは「資本の流入」という事なのである。裏金として流通していた資本を白日の下にさらけ出し、経済活動の一環として公然(浩然)と流通させる事。マルクス主義があくまで経済学として出発した事を考えれば、本作の(資本主義的)リアリズムは資本主義国である韓国の映画として圧倒的に正しい。パク・ソギョンは本質的にそれを直観していたからこそ、北側の尋問によっても自らの正体を隠し通せたのだ。
本作には、巷のスパイ映画にある様な派手なアクションシーンや残酷な拷問シーンなどがいっさい無い。その意味で非常に地味な映画ではあるのだが、ロケ撮影などできる筈も無いピョンヤンの街並みや金正日の宮殿などを再現したシーンは、さすがに金が掛かっていると感じさせる。こうしたドライなテーマをきっちりエンターテインメントとして仕上げる手腕に、韓国映画産業の底力を感じた。金正日を含めた北側高官の描き方も非常に丁寧で、作り手の志の高さが伝わってくる。

 

あわせて観るならこの作品

 

韓国映画界が優れたスパイ映画を作れるのは、未だに南北間の緊張関係を保持しているからなのだろうか。ならば、もはやハリウッドは冷戦時代を材に採り、過去から現在を逆照射する様な方法論でしかスパイ映画を撮り得ないだろう。本作はその成果のひとつである。

デヴィッド・ロウリー『さらば愛しきアウトロー』

 

さらば愛しきアウトロー[Blu-ray]

さらば愛しきアウトロー[Blu-ray]

  • 発売日: 2020/01/22
  • メディア: Blu-ray
 

ロバート・レッドフォードという役者にあまり思い入れの無い自分にとっては、俳優引退作と言われてもあまりピンと来ないのだが、『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィド・ロウリー監督という事もあり劇場まで足を運んだ。多くの人が指摘している様に、本作はクリント・イーストウッド監督『運び屋』と重なる部分がある。もちろん、イーストウッド『運び屋』を以て俳優業を引退する、とは発言していないが、年齢を考えればスクリーンで彼の姿を観るのはこれが最後かもしれない、という予感が観客の中にもあっただろう。その他、両作とも実話をもとにしているとか、高齢の犯罪者が主人公であるとか、シリアス一辺倒ではなく、コメディに振った作風であるとか、共通点はその他にもあるのだが、決定的に異なる部分がある。

私は『運び屋』についての感想の中で「時間の不可逆性」について述べた。映画が時間芸術(時間の推移のもとに表現・享受される芸術)である限り、その中で語られる物語は原則的に過去から未来へという方向性を意識せざるを得ない。ロードムービーであるなら、主人公は常に目的地に向かって進み続ける他なく、後戻りする事は許されない。『運び屋』の主人公アール・ストーンの行動を規定するのも映画的な不可逆性なのだ。

アメリカン・ニューシネマの寵児とも言えるロバート・レッドフォードの引退作に相応しく、70年代映画の空気感を再現しようと16ミリフィルムでの撮影を敢行した本作は、既に回帰的な作品と言えるだろう。そのざらついた粒子の粗い画質は、ノスタルジーと共にロバート・レッドフォード往年の傑作群を想起させる。しかし、そうした技術的ディテールはさして重要ではない。問題は、本作のストーリーそのものが同じ場所に回帰しようとする円環構造を伴っている事だ。

映画を観れば分かる通り、『さらば愛しきアウトロー』は驚くほど繰り返しの多い作品である。ロバート・レッドフォード演じる主人公フォレスト・タッカーが仲間たちと銀行強盗を決行する場面では、彼らのやり口がいつも同じである事が示されているし、恋人シシー・スペイセクとはいつも同じダイナーで食事をしている。そもそも、フォレスト・タッカーは青年期から何度も犯罪に手を染めては逮捕され、刑務所から脱獄してまた犯罪を繰り返す、という波乱万丈のルーティン・ワークとでも言うべき奇妙な人生を送ってきた事が示されている。犯罪の反復、という意味では『運び屋』と構造が似ているものの、アール・ストーンはこの様な反復を潔しとせず、不必要な寄り道を繰り返して雇い主の怒りを買っていた。フォレスト・タッカーはこの反復に喜んで身を捧げる。彼にとっては、定められたルーティンをいかにスマートにやり遂げるかがより重要な目標として設定されているのだ。

従って、逮捕され刑務所に入れられたアール・ストーンが静かにスクリーンから退場する『運び屋』とは異なり、『さらば愛しきアウトロー』はその先を描く事で円環構造をより強固なものとする。こうした円環構造は『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』でも顕著だった為、デヴィド・ロウリーの資質に由来するのかも知れないが、とりあえず俳優としてのロバート・レッドフォードは、自らのイメージを更新する事なく、アメリカン・ニューシネマのヒーローとしての自己イメージに回収されたまま引退する道を選んだのかもしれない。

ジャック・オーディアール『ゴールデン・リバー』

 

ゴールデン・リバー [Blu-ray]

ゴールデン・リバー [Blu-ray]

  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: Blu-ray
 

何とも渋い傑作だ。南北戦争直前の1850年代、ゴールドラッシュで沸き返るオレゴン州を舞台に、ジャック・オーディアールはもはや役割を終えた筈の西部劇を見事に甦らせてみせる。オレゴン雄大な風景をダイナミックな構図で収めたロケーション撮影、主人公が訪れる街それぞれの特色を見事に描き分けたセット、現代においてこれほどの予算と情熱でもって西部劇を撮り上げた事が何よりも称賛に値する。しかし、本作は単に昔の西部劇を現代に再現した、というだけの作品ではない。ここで語られているのは単なるノスタルジーではなく、まさに私たちが直面しているアクチュアルな問題意識なのだ。

「シスターズ・ブラザーズ」=「姉妹/兄弟」と両義的な名を持つイーライとチャーリーの兄弟は、雇用主コモドアの命を受け、科学者ハーマンの行方を追っている。ハーマンは、砂金を発光させる化学式を発見したというのだ。先行してハーマンを追跡するモリスも巻き込みながら、血で血を洗う追跡劇が始まるのだが…

シスターズ・ブラザーズの粗暴な弟、チャーリーは酒乱である父親の暴力に耐えかね、殺してしまったという過去を持つ。彼は父親というものに根源的な恐怖を抱き、自身が家族を作り子供を持つ事を忌避している。喧嘩っ早くすぐにトラブルを起こしては温和で優しい兄イーライに迷惑をかけるチャーリーは、父親になる事を拒否しあくまで子供のままであろうとする存在だ。モリスもまた、父親との確執から家を放逐された身であり、父の死後も遺産を放棄し、コモドアの下で汚れ仕事を請け負っている。彼はやがて、追っていたハーマンと心を通わせる様になり、ホモソーシャルな関係を結んでいく。

ところで、ハーマンの開発した薬品を使えば川床の砂金が容易に、そして大量に採取可能になる。それは金相場における金の供給過多=価値の下落を引き起こす。言わば、金を中心とする原初的な資本主義社会を転覆させようとする、一種のテロ行為なのだ(実際、ハーマンは採取した金を元手に自給自足のユートピア建設を夢見ているが、そこで志向されているのは極めて社会主義的な世界観である)。コモドアが彼を追うのも、金そのものが目的というより資本主義社会の「父」=資本家として、テロル=「子から父への反逆」を阻止しようとするからではないか(チャーリーがコモドアを殺害し、その後釜に座ろうと目論むのは「父殺し」への潜在的な欲望である)。

本作は、過去の西部劇で称揚されてきた「父」を中心とした価値体系にいかに男たちが倦み疲れ果てたかを描いている。劇中では腐乱した肉体に蝿がたかり悪臭を放つ場面が何度も挿入されるが、それに象徴される様に、「父」はもはや「死」を宣告された存在に過ぎないのだ。資本主義の資本家であろうと、社会主義の指導者であろうと、私たちの世界から既に「父」は失効している。父無き世界を彷徨する彼らの行く末は映画を観て頂くとして、それが胎内回帰的=「母」的な結末である事は論を待たない。あまりに自閉した、ほとんど後退としか思えない結論だが、それこそがまさに世界が今直面している現実なのである。

 

あわせて観るならこの作品

 

預言者 [DVD]

預言者 [DVD]

  • 発売日: 2012/07/06
  • メディア: DVD
 

第62回カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作。フランス版『死の家の記録ドストエフスキー)』とでも言うべき監獄映画の傑作。ドライなタッチのフィルムノワールでありながら、登場する悪党がみんな無邪気でほほ笑ましい、という点は本作と共通している。

何か面白そうな映画ある?(2019年7月後半)

あるよ。という訳で、7月後半に公開予定で気になっている映画をご紹介。

 

ヴェレーナ・パラヴェル他『カニバ/パリ人肉事件38年目の真実』

おっ、実話をもとにした『八仙飯店之人肉饅頭』みたいな映画かな、と思ったが真面目なドキュメンタリーらしい。佐川一政のインタビューが目玉だが、予告編を見る限り、観客が望む通りの答えをしているだけに見えるが…

 

デヴィッド・ロウリー『さらば愛しきアウトロー

ロバート・レッドフォードの俳優引退作として話題になっている。今後は監督に専念という事か。『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリーが監督と脚本を担当という事でかなり期待できそう。

 

ナディーン・ラバキー『存在のない子供たち』

外国人留学生の過酷な労働環境や頻発する幼児虐待事件などで分かる通り、本作で扱われているテーマは決して対岸の火事ではない。監督は俳優としても活躍するナディーン・ラバキー。

 

深田晃司『よこがお』

深田晃司作品はこれまで1本も観ていないのだが、これは予告編だけで傑作の香りがぷんぷんする。事前に『淵に立つ』ぐらい観ておくか。

ジョシュ・クーリー『トイ・ストーリー4』

 

斬新な設定と驚異的な作り込み、抜群のストーリーテリングで次々とヒット作を量産し続けるピクサースタジオだが、続編となると『ファインディング・ニモ』にせよ『モンスターズ・インク』にせよ、なかなか前作を超える作品を生み出すのは難しい様である。まあ、1作目がそれだけ完璧な出来だったという事なのだろうが…そんな中で『トイ・ストーリー』に限っては2作目、3作目と非の打ちどころのない仕上がりで、4作目の製作が発表された時には逆に不安を覚えたものである。あれだけ完璧な終わり方をした『3』の後で、これ以上何を語るというのか。正直、蛇足にしかならないのではないか。しかし、いよいよ公開された『トイ・ストーリー4』はその様な不安を払拭する作品だった。シリーズのファンは今すぐに映画館に走るべし。過去作と同等、いやそれ以上の感動が待っている筈だ。

とにもかくにも、ビジュアル面での進化が素晴らしい。もともと『トイ・ストーリー』シリーズはプラスティック、布、金属、ゴム、陶器といった様々な素材で作られたおもちゃ達を見事に描き分け、幼い頃に私達が遊んだおもちゃの記憶を鮮烈に呼び覚ましてくれたものだが、本作に至ってテクスチャの描き込みは更に精密になり、手を伸ばせば触れられるのではないか、と錯覚する程の実在感に達している。そして、彼らが実に見事な演技を見せてくれる。CGで作られたキャラクターに演技というのもおかしな話だが、キャラクターの表情、身振りはまさに演技と言うしかない。緻密なカメラワークやライティング処理も相まって、観客は彼らの存在を(つまらない実写映画より)はっきりと感じ取る事ができる。だからこそ、ウッディとバズのやり取りに涙し、新キャラクター、ギャビーギャビーが打ち明ける孤独に胸を打たれるのである。

『3』でアンディとの別れを経験したウッディだが、今作ではより大きな別れが彼を待ち受けている。しかし、それは決して哀しみをもたらすだけの別れではない。むしろ、彼を新たな可能性の広がる未来へと導いてくれるものなのだ。おもちゃではない私達も、この映画が示した結末に大きな希望を感じ取る事ができる筈だ。ウッディとバズをめぐる物語は、本作をもって真の完結を迎えたのである。

…と、ここまで書いて、このラストなら『5』も作れるんじゃないか、と思えてきた。

 

あわせて観るならこの作品

 

ぜひ、過去作を全て観てから『4』をご覧頂きたい。唐沢寿明所ジョージの好演が光る吹き替え版がおすすめ。そういえば、今作ではチョコレートプラネットの2人が新キャラクターの声優を担当していて、さすがに息の合ったところを見せてくれていたが、採用前に色々と身辺調査されたのだろうな、と思った。