事件前夜

主に映画の感想を書いていきます。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

緊急事態不機嫌日記(4/20~4/26)

4/20本日は通常出勤。通勤電車の中はそれなりに人がいて、とても8割減という感じではない。まあ、私などは何をするにもぼっちの人間だし、人との接触を8割減らそうとしたら無人島に引っ越すぐらいしかないのだが。妻にも、あんたは今の暮らしが永遠に続いて…

緊急事態不機嫌日記(4/13~4/19)

4/13今日は通常出勤日。ニュース番組では非常事態宣言後の都心部の様子を写すのがお決まりになっているが、どの番組でもキャスターが「私たち個人ができる事をやっていきましょう!」みたいな事をぬかすのに腹が立つ。勝手にこっちに責任をなすり付けてくる…

緊急事態不機嫌日記(4/8~4/11)

4/8いよいよ、緊急事態宣言が布告された。これでしばらくの間、映画館に行く事もできなくなるだろう。仕方がないので、これからは備忘録的な日記を書いていく事にした。 1日ずつ交代でテレワークと通常出勤を行う、というのが現在の勤務状況で、本日は通常出…

ピーター・ジャクソン『彼らは生きていた』

ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(字幕版)発売日: 2019/07/19メディア: Prime Video 原則的に、私は劇場で鑑賞した新作の感想のみをアップしているのだが、今回は例外的にAmazon prime videoで観たばかりの今年公開の作品を取り上げる。劇場公開から…

ジェニファー・ケント『ナイチンゲール』

前作『ババドック 暗闇の子供』は『エクソシスト』風のプロットにシングル・マザーが抱える精神的重圧や社会的な孤立感といった女性監督らしいテーマを盛り込んだ傑作だった。特に、母親役のエッシー・デイヴィスの鬼気迫る演技が素晴らしく…とにかく1度観て…

豊島圭介『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』

三島由紀夫が1969年に東大全共闘と行った討論会については、『美と共同体と東大闘争』という本が角川文庫から出版されていて、映画ではカットされているやり取りについても全て収録されている。この討論会がその1年後に三島が実行するクーデターと自決にいか…