事件前夜

主に映画の感想を書いていきます。

何か面白そうな映画ある?(2019年10月後半)

あるよ。という訳で、10月後半公開の注目作を滑り込みでご紹介。11月の公開ラッシュを前に、『バイオハザード1』のジル編で忙しくて時間が取れない。何で今更。
 
ゾーヤ・アクタル『ガリーボーイ』

ヒップホップを題材にしたインド映画というのも珍しいが、プロデューサーは何とNAS!これだけでも本格的なヒップホップとして期待できる。中身は典型的なサクセスストーリーの様だが、インドの格差社会の実態がどこまでプロットに反映されているのか気になる。
 
アリ・アッバシ『ボーダー二つの世界』

ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者が、共同脚本を手掛けた事で話題のファンタジー。『ぼくのエリ 200歳の少女』もハリウッドリメイク版『モールス』も好きだったのでこれも期待。映画祭での評判も上々の様だが、あまり前知識を仕入れずに観に行きたい一作。
 

アン・リーとウィル・スミスがタッグを組んだアクション超大作。ウィル・スミスがフルCGで再現された若い頃の自分と対決する、という設定が話題の本作だが、特筆すべきは120コマ/秒という通常の映画の倍以上のコマ数で撮影したという、革新的な撮影技法だろう。一部の映画館でのみ実施されている「3Dプラスイン ハイ・フレーム・レート」であれば60fpsで未知の映像体験を楽しむ事ができる。TVゲームに詳しい人間なら、このフレームレートの変化がいかに映像の滑らかさに影響を及ぼすかご存じのはず。
 
10月は前半に公開が集中していたが、後半も観たい映画が結構あるので困ってしまう。主に金銭的な面で。