事件前夜

主に映画の感想を書いていきます。

何か面白そうな映画ある?(2019年7月前半)

あるよ。という訳で、現在上映中で気になっている映画を備忘録代わりにご紹介。筆者は奈良県在住の為、関西圏で公開中の作品に限られる。

 

パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心

いかにも「名作ですよ」という感じのクラッシックな画作り(モノクロだからという訳でもない)で何となく内容が予想できてしまう…カンヌで監督賞を獲ったのだからそりゃ名作だろうと言われてしまうとそれまでだが。日本公開を心待ちにしていた1本。

 

ルーカス・ドン『Gilr/ガール』

これもセクシャルマイノリティとバレエ、というテーマで何となくこんな映画かなあ、と予想がついてしまうのだが。しかし、その手の映画では『ナチュラルウーマン』という予想外の展開を見せる作品があったりするから侮れない。

 

クリストファー・ランドン『ハッピー・デス・デイ』

こういう一発アイデアのホラーは公開中に観に行かないといけない。最近だと、『クワイエット・プレイス』が面白かった。ただ、シリアルキラーがかぶっているマスクが『ハロウィン』や『スクリーム』に比べていまいちパッとしない。7/12には続編の『ハッピー・デス・デイ 2U』が日本公開されるので、急いで観に行かなくては。


藤井直人『新聞記者』

安倍に似た総理大臣が空母の甲板で下痢を垂れ流しながらのたうち回っているところを新聞記者が袋叩きにする映画を期待してしまう。多分、そんな映画ではないのだろうが…こうした作品がいくつ作られても、結局は何も変わらない現実に対し、ガス抜きの役割しか果たさないのか。それはまだ分からない。その意味で、参議院選挙前に公開された事は意義深い。


菅原伸太郎『いちごの唄』

銀杏BOYZとかには全く興味がありません。ただ、岸井ゆきのが出演しているから観たいだけ。とりあえず『愛がなんだ』は絶対に観ておくべき傑作。


こんなとこかな。気が向いたら7月後半にも更新する予定。