事件前夜

主に映画の感想を書いていきます。

何か面白そうな映画ある?(2019年12月後半)

あるよ。という訳で、12月後半に公開される注目作をご紹介。全然時間が取れなくて、12月前半に公開された作品も観れていない…
 
ジョー・バーリンジャー『テッド・バンディ』

 1970年代に実在した殺人鬼、テッド・バンディの実録ドラマ。忙しい年の瀬、こういった殺人鬼映画を観て、身も心も清めてから新年に臨みたいもの。監督はドキュメンタリー映画でその手腕を評価されているジョー・バリンジャー。

 

片渕須直『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

ミニシアター系の作品としては、異例のロングラン・ヒットとなったアニメーション作品に約30分の新たなシーンを追加した完全版。こうの文代による原作は漫画史に残る傑作である。一時期、Amazon Prime Videoで前バージョンが無料配信されていたのだが、この完全版の公開が予定されていたので観たいのをぐっと我慢していた。本当に楽しみ。
 
レネ・ペレス『野獣処刑人 ザ・ブロンソン

チャールズ・ブロンソンに瓜二つの俳優、ロバート・ブロンジーが主演を務めるバイオレンスアクション。おそらく、ブロンソンのそっくりさんが登場する以外にこの作品の見どころは無い。しかし、このいかがわしさというか、チャールズ・ブロンソンファン(今どき、そんな人が何人いるのか知らないが…)を騙くらかして金をむしり取ってやろうという志の低さが素晴らしいじゃないか。
 
とまあ、こんなとこかな。あれ?スターウォーズの新作が無いじゃん、と思われるかもしれないが、私はちゃんと観た事ないんですよ。何か今さらシリーズを追い掛けるのもかったるくて…