アピチャッポン・ウィーラセタクン『光りの墓』
観てると本気で眠くなってくる。それがこの映画の正しい鑑賞の仕方なのか、それとも単に退屈なだけなのかよく分からないので、後から内容を思い出そうとしても戸惑いだけが残る。眠り続ける兵士の勃起したペニスを皆で触るシーンとか、無音の映画館で直立不動の観客がスクリーンを凝視し続けるシーンとか、眠りこけた兵士を皆で運び去る姿を俯瞰で捉えたシーンとか、断片的な場面だけが思い出されて、またその内に眠くなっていく。
観てると本気で眠くなってくる。それがこの映画の正しい鑑賞の仕方なのか、それとも単に退屈なだけなのかよく分からないので、後から内容を思い出そうとしても戸惑いだけが残る。眠り続ける兵士の勃起したペニスを皆で触るシーンとか、無音の映画館で直立不動の観客がスクリーンを凝視し続けるシーンとか、眠りこけた兵士を皆で運び去る姿を俯瞰で捉えたシーンとか、断片的な場面だけが思い出されて、またその内に眠くなっていく。