何か面白そうな映画ある?(2019年10月前半)
あるよ。という訳で、10月公開予定の映画の中から気になっているものをご紹介。10月は前半に注目作が集中していて時間が足りない。公開期間が短そうな作品から片付けていった方がいいかも。
チャド・スタエルスキー『ジョン・ウィック:パラベラム』
アクションスター、キアヌ・リーブス大復活のきっかけとなり、ハリウッド製アクション映画をネクストレベルにまで引き上げた傑作シリーズの完結編。何と、『ジョン・ウィック:チャプター2』のラストをそのまま引き継いで始まるらしい。
トッド・フィリップス『ジョーカー』
『バットマン』の代表的ヴィラン、ジョーカー誕生の秘密を独自の視点で描く。DCユニバースとは無関係の独立した作品らしい。監督は『ハング・オーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス。とにかく前評判の高い本作だが、トッド・フィリップスにそんな良い映画撮れんのかよ?というナメた態度で観に行く予定。
イ・ヘヨン『毒戦 BELIEVER』
ジョニー・トー『ドラッグ・ウォー 毒戦』の韓国リメイク。となれば、当然オリジナル版と比較したいのだが、どこにも配信されていないな。レンタル屋回るしかないか…
アレクサンドル・アジャ『クロール―凶暴領域―』
サム・ライミ製作の動物パニック映画。ワニが人を襲います。そして注目すべきは監督のアレクサンドル・アジャ!『ピラニア3D』以来の動物パニック映画となるが、とにかくワケの分からない映画を撮る事に掛けては定評のある監督が、このど直球な題材をどう料理するのか、非常に期待。
是枝裕和『真実』
是枝裕和監督の新作は日仏合作でフランスを舞台にした意欲作。注目すべきはキャストの豪華さで、カトリーヌ・ドヌーヴにジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークと錚々たる顔ぶれ。これがカンヌでパルムドールを獲った恩恵なのだろうか。日本人監督が外国を舞台に映画を撮ると、何かみみっちい絵面になったりするものだが、是枝監督の手腕やいかに。